ADSLと天気予報
ADSLを利用されている方の中には、「あー、また回線が切れちゃった。」「もー、こんな時にネット切れるなんて…」「いきなり速度遅くなったなぁ…」と言う経験をした方もいらっしゃるかと思います。
そしてその原因追究に費やす時間は様々。ご自身で、いつものことかと思い当たる手順ですぐに解決できる場合もあるでしょうし、サポートセンターへ問い合わせ、それなりの時間を掛けて解決していく場合、いろいろです。
一般的にADSLが繋がらなくなったり、いきなり速度が低下する原因にはざっとこんなものがあります。
《屋内環境》
- 配線状況
- 接続機器やパソコンの接続設定
- 機器の故障etc…
《屋外環境》
- ノイズ
- NTT収容局からの距離
- 回線混雑etc…
そして上記以外にも、結果として天候が原因であることもあるようです。台風、雷、そして雨。ADSLは従来の電話回線を使用してインターネット接続する訳なので、電話線等の外部環境が台風や雷などで不具合を生じれば当然ながらインターネット通信にも影響が出ます。台風なんかは毎年必ずくるものですから、ひやひやしますよね。
雨について。これは例えば、雨による湿気でモジュラージャックの基盤にカビや錆が発生したりですとか、老朽化などが原因で自宅までの経路上の電話線に軽い損傷がある場合、これも雨が降る度にADSLの接続状態が悪くなります。根本的な原因は様々ですが、雨天によりインターネット接続にストレスを感じたことのあるADSLユーザーの方も少なくないようです。
”ADSL”、”雨”のキーワードで検索すれば、その様子が窺えます。 根本的な原因が何かあるとしても、結果として雨がインターネット接続に関与するとなれば、その原因が解決するまで天気予報とにらめっこ…なんて気が滅入るではありませんか?
もちろん原因の解決が何より大切ですが、そこが解決されてもADSLは光回線と比較して外部環境の影響を受けやすいですから、別の理由でまた繋がりにくくなることは十分考えられます。通信の安定性について考えてしまいますね。そんな心配したくない方、さあ今こそ光回線です!