え?TV観れない…そうだ、光にしよう!
こんな話をよく耳にします。新築一戸建てを購入しました。引越も終わりテレビの設置も完了。いざテレビのスイッチを入れると…あれ?観れない。
え??アンテナって付いてないのーー?と言う話。そうです、基本的に新築一戸建てはその辺りは自分で手配しなければなりません。現在の地デジ受信方法は大きく3つあります。①UHFアンテナ(地デジを視聴するためのアンテナ)、②CATV、③フレッツテレビです。
①UHFアンテナ
送信所からの距離や周辺環境により電波の強さも変わってきますので必ずしも希望のタイプが選べるとは限りませんが、一概にUHFアンテナと言ってもタイプはいくつかあります。
強電界地域であれば小型アンテナや室内アンテナが選択可能ですし、電波が伝わりにくい地域になればなるほど素子数の多いアンテナしか選択できなくなります。
設置してしまえば、その後に発生する費用は必要に応じて修繕費くらいです。ただ、あくまでもアンテナとしての役割が目的ですので、インターネットや電話を利用する場合は当然ながら別途契約です。
最近の一戸建てはモダンなデザインが多いですし、どうしても昔ながらの素子型アンテナは嫌厭されがちです。だからと言って室内アンテナは、電波を受信するには送信所に近いエリアに住んでいなければなりません。
結果、見た目もスマートな平面アンテナに注目が集まりがちですが、やはり屋外に設置するものですからどこかしら不安要素は拭えません。
台風などで機器に不具合が出たらどうしよう、天候で受信状況が左右されるのは嫌だなぁ、等々。できることなら機器類は屋内に置きたいものです。
しかもBS放送も受信するとなると、さらに屋外へ円盤のような機器を取り付けることになります。なんだかごちゃごちゃしますね。
②CATV
チューナーを置く必要がありますが、基本的には機器類は屋内に設置するため、UHFアンテナのような台風などによる物理的被害はありません。
また、テレビ以外にもインターネットや固定電話のサービスも提供しているため、当初はテレビだけの契約でも利用状況の変化に応じて対応できます。
しかしCATVは当初より多チャンネルのコースを選ぶことになりますので、テレビの契約だけでもなかなかの月額料です。観る方にとっては納得の金額ですが、単純にアンテナの代わりとなると観ない方にとってはもったいないですね。そしてこれにインターネットもプラスするとなると決してお財布に優しい金額ではありません。
③フレッツテレビ
フレッツの光回線のオプションサービスです。こちらも機器類は屋内設置なので、UHFアンテナのような不安要素はありません。
また地デジのみの受信であれば660円、多チャンネルにしたければ別途契約するため、最初から多チャンネル提供のCATVに比べると自分のスタイルに合わせてプラン選択することができます。
インターネット契約あっての利用にはなりますが、ベースが光回線なのでインターネット接続は快適です。ADSLのように”よく回線が切れてネットできない”なんて状況に陥ることも断然少ない訳です。全くインターネットを利用しない、と言う方にとってはこちらはもったいないです。
が、今や引越すればそのToDoリストにはインターネットの手続きが公共料金の手続きに並ぶ時代です。どうせ選ぶなら、オプションの選択肢も広がる光回線がお奨めです。 選択肢が複数あるって、嬉しいことです。あなたならどれを選びますか?